WindowsにRedcar導入
特徴は
クロスプラットフォームなエディタは色々ありますが、まともに日本語が入力できないものが多い中日本語がまともに使えるのは嬉しいです。
この素晴らしいエディタをWindowsにインストールしてみたのですが、かなり面倒だったのでメモ代わりに残しておきます。
minttyから使いたかったのでインストール作業はmintty上で行いました。
なのでおそらくCygwinでも同様の手順になるかと思います。
ただ現状ではコマンドプロンプトからインストールするほうが楽なようです。
まずRedcar 0.11はmswin32版Rubyじゃないとインストールができないらしいので、mswin32版Rubyをここからダウンロード
解凍して/usr/local/rubyにでも置く
/usr/local/ruby/binにパスを通す
もしcygwin版のRubyをインストールしていれば/usr/bin/rubyにあるので、これをrubycwなどにリネームしておく。ついでにgemもgemcwなどに。
mswin32版gemを楽に呼び出すためにalias gem=’/usr/local/ruby/bin/gem.bat’としておく
gemを実行するとzlib.dll, SSLEAY32.dllがないとか言われるのでインストールする(ついでにこの後のredcar installの時にiconv.dllも必要なのでいれとく)
zlib
http://www.zlib.net/からダウンロード
zlib1.dllをzlib.dllにリネームして/usr/local/ruby/binに置く
SSLEAY32.dll
http://indy.fulgan.com/SSL/からopenssl-0.9.~をダウンロード
libeay32.dll, ssleay32.dllを/usr/local/ruby/binに置く
iconv.dll
- ftp://ftp.zlatkovic.com/pub/libxml/からダウンロードして後は上と同じ
以下のコマンドを実行
$ gem install redcar
$ which redcarwhich redcarで/usr/local/ruby/bin/redcarとなっていることを確認(/usr/bin/redcarとなっていたらおそらくcygwin版のgemでインストールされている)
以下のコマンドを実行するとRedcarがインストールされる
/usr/local/ruby/bin/redcar.bat install
/usr/local/ruby/bin/redcarだとなぜか起動できないので、起動用スクリプト作成
以下の内容で/usr/local/bin/launch_redcarを作成(ユーザ名などのパスは適宜変更すること)
java -client -Xbootclasspath/a:"C:/Users/ユーザ名/.redcar/assets/jruby-complete-1.5.3.jar" -Dfile.encoding=UTF8 -Xmx320m -Xss1024k -Djruby.memory.max=320m -Djruby.stack.max=1024k org.jruby.Main "C:/cygwin/usr/local/ruby/lib/ruby/gems/1.9.1/gems/redcar-0.11/bin/redcar" --no-sub-jruby --ignore-stdin --start-time=1309005240 $1 &
エイリアス作っとく
alias re='/usr/local/bin/launch_redcar'
‘re’でRedcar起動
ファイル編集したいときは以下のようにファイル名指定して起動(既にRedcarが起動していれば既存プロセスで開いてくれる)
re test.txt
起動時は結構時間かかりますが、一旦起動してしまえばサクサク動きます。
Emacsは色々面倒なのでRedcarに移行したいなぁ。