Ubuntu11.04+NeatxでWindowsからリモートアクセス

Ubuntu11.04にNeatx-serverを入れてみた。

NeatxとはGoogleが作ったオープンソースのNX Server。

VNCより使用する帯域が少ないらしい。

vncserverやvino-server(UbuntuデフォルトのVNCサーバ)、x11vnc、Free NXなど色々使ってみたが、結局Neatxがベストだった。

以下簡単に比較

vncserver

  • ウィンドウの移動等の動作が重い。
  • dを押すとウィンドウが最小化される。

vino-server

  • 解像度の変更方法が分からない。
  • 情報が少なすぎる。

x11vnc

  • こちらも解像度の変更方法が分からなかった。
  • geometry で指定しても画面が引き伸ばされるだけだし・・・

FreeNX

  • 重い。どう考えてもNeatXの方が軽かった。

Neatxサーバインストール

    $ sudo aptitude install python-software-properties && sudo add-apt-repository ppa:freenx-team
$ aptitude update
$ sudo aptitude install neatx-server

これでサービスが勝手に起動される。

クライアント(Windows用)インストール

[NoMachine社のサイト](http://www.nomachine.com/download.php)からクライアントをダウンロードしてインストールする。

僕の環境ではAdvanced->Disable encryption of all trafficのチェックをはずさないとエラーで接続できなかった。

窓使いの憂鬱(yamy)との相性

yamyを使っていると右シフトがうまく機能しない。僕の環境(Windows XP)だと右シフトを押した時にE0RShiftとなるが、これは109.mayu以下のようにmod Shift += E0RShiftとなっている。

これはWindowsではうまく機能するが、NX Client経由だとShiftとして機能しない。

これを回避するためには109.mayuのdef mod Shift = LShift RShiftとなっている部分を以下のようにdef mod Shift = LShift RShift E0RShiftとし、mod shift += E0Rshiftとなっている部分をコメントアウトすることでうまく動いた。

のlinux109.mayuで

#def mod Shift = LShift RShift

def mod Shift = LShift RShift E0RShift

def mod Alt = LAlt RAlt

def mod Control = LControl RControl

def mod Windows = LWindows RWindows

#mod shift += E0RShift

ちなみにSynergyも試したけど、窓使いの憂鬱(yamy)が効かなかったので論外。